【最新版】BI分析ツールを徹底比較!おすすめツールは?

 2021.11.29  BizApp チャンネル編集部

ビッグデータの利用にあたり、データの収集・分析を簡単に行える「BIツール」を利用する企業が増えています。しかし、さまざまなベンダーがBIツールを提供しているため、どのサービスを利用すればよいか迷っている方も多いことでしょう。そこで本記事では、おすすめのBIツールを比較してご紹介します。

【最新版】BI分析ツールを徹底比較!おすすめツールは?

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いま話題のBI分析ツールとは?

「BI(ビジネスインテリジェンス)ツール」とは、企業活動によって発生したデータを分析し、ビジュアライズするためのツールです。売上・在庫・顧客などのさまざまなデータを分析することで、意思決定における判断基準として役立てられます。

従来、こうした企業のデータは部門ごとにバラバラに管理されており、まとめて利用するのが困難でした。また、BIツールがない頃は収集したデータを利用するために、データ解析に関する専門知識を持った人材を確保する必要もありました。データを利用する場合、どのようなデータが欲しいのかを適切に伝えなくてはならず、うまくデータを活かせない場合も少なくなかったのです。

しかし現在は、BIツールの登場によって、それらのデータを一元化できるようになったため、分析が容易となりました。さらに、データの取り扱いに知見のない人材でも簡単にビジュアライズでき、経営戦略への活用もしやすくなっています。

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BIツール導入によるメリット

では、BIツールを導入することで、企業にどのようなメリットがあるのでしょうか。以下で詳しく見ていきましょう。

データドリブン経営が可能になる

「データドリブン(Data Driven)経営」とは、収集したデータによって意思決定を行う経営戦略のことです。これまでの勘や経験則に基づく経営手法とは違い、データに裏打ちされた企業運営が可能となります。データドリブン経営では、以下のような順序でデータを利用して意思決定に活かします。

  1. データ収集
  2. データ分析
  3. データ可視化

まず、企業の運営によって蓄積したビッグデータを使用するために、データベースなどからデータを取得します。集めたデータは、それぞれ規則性や他データとの関連性などを細かく分析して、グラフや図に起こします。要は、企業の運営に活かせるよう、データをわかりやすく加工するわけです。これを「可視化」または「ビジュアライズ」と呼びます。

データドリブンを行えるツールはさまざまにありますが、とりわけ分析・可視化を容易に行えるツールとして、BIツールは多くの企業で活用されています。

レポーティングやデータ集計が効率化できる

蓄積したデータを経営に利用するには、集計とレポーティングが重要です。この作業では、不要なデータを省いたり、データをグラフや図案にしたりといった多くの作業が発生します。BIツールを使用しない場合、Excelなどでデータを集計して、手作業で図案化しなければいけません。しかし、このような手法では時間がかかるうえ、ミスが発生する可能性もあります。

一方、BIツールなら集計とレポーティングを簡単に行えます。まずデータベース上に蓄積したデータは、自動でツール上に集計されます。そして、それらをダッシュボードにドラッグ&ドロップするだけで、グラフや図案化が簡単にできるのです。

専門的な知識が不要で、誰にでもできる作業ゆえ、作業が属人化する心配がありません。均一に結果を反映でき、最終的なデータにムラが生じないため、信頼性も高くなっています。

データの管理コスト削減につながる

BIツールの導入によって作業が効率化されるため、全体的なコスト削減にも寄与します。企業によっては、年間約250万円ものコストカットにつながった例もあります。

たとえば企業の業務では、データの集計やレポーティングといった作業が定期的に発生することがあります。このとき、担当者は手作業でデータを集計・グラフ化して、関係者に共有します。このような場合、ミスがないように入念に作業しなくてはならず、効率を重視することが難しくなっています。

そこでBIツールを導入して、集計の自動化とレポーティングの簡易化を図ることが有効です。すると、これまで手作業だった集計が自動で行われ、さらにレポーティングも容易になるため、作業効率が大幅に上昇するわけです。そのほか、作業のほとんどをツールが行ってくれるので、人為ミスが発生しないというメリットもあります。

おすすめのBIツールとは

以下では、企業が導入したいおすすめのBIツールを4つご紹介します。

Qlik Sense Cloud

「Qlik Sense Cloud」は、アメリカのソフトウェア会社Qilkが提供するクラウドBIツールです。50,000社を超える企業が利用しており、自動車メーカーのVOLVOやPCメーカーのLenovoなど、そうそうたる企業への導入実績があります。

BIツールとしては、「強力な分析エンジン」「幅広いユースケース」「AI機能」「リアルタイム分析」「ハイブリッドクラウド対応」という5つの強みを掲げています。このうち核となる分析では、独自のプログラムによって高速のデータ算出が可能です。データ分析に知見がなくても、簡単にデータの関連付けができるようになっており、グラフ化や図案化も容易に行えます。

またQlikでは、データ統合のためのクラウドプラットフォームを提供しているのも特徴です。ハイブリッドクラウドでも運用できるため、Qlik Senseと併用することで、他サービスで収集したデータを統合・分析することも可能です。

価格は「Business」プランで1ユーザーあたり月額30米ドル、「Enterprise SaaS」プランは要問い合わせとなっています。

Tableau

「Tableau」は、アメリカに本社を置くタブローソフトウェアが提供するBIツールです。住友ゴム工場やJALなど大手企業も導入しているツールで、世界中で利用されています。

Tableauの大きな特徴は、ほとんどのデータベースに接続して利用できるという点です。オンプレミス・クラウドアプリケーションを問わず利用できるうえ、ハイブリッドでの接続も可能です。

取得したデータを探索しやすいよう、視覚的にわかりやすいインターフェイスで設計されている点もポイントです。さらに分析のしやすさも考慮し、ドラッグ&ドロップでのビジュアライゼーションやワンクリックでのAI機能なども実現しています。

なおTableauの導入には、「Tableau Creator」ライセンスが最低1つは必要です。こちらは1ライセンスにつき年額102,000円からとなっています。

Domo

「Domo」は、アメリカに拠点を置くDomo社提供のBIツールです。CISCOやebay、Nestleなど有名な企業も利用しており、大手企業にも信頼されているソフトウェアとなっています。

基本的なデータ統合・分析機能のほか、専用アプリケーションを作成するためのAppフレームワークが利用できます。これにより企業独自のアプリケーションを制作し、分析に役立てることが可能です。

また、分析したデータは社内および外部システムに簡単に共有できます。データを組織外と共有できるため、新しい価値の創造に役立てられます。さらに外部データを接続して、新しい分析にも利用できます。こうしたインサイトを幅広く活用できる点も、Domoの強みのひとつといえるでしょう。

Power Platform

Power Platform」は、Microsoft社が提供する複合型BIツールです。同社のBIツールであるPower BIのほかに、Power Apps/Power Automate/Power Virtual Agentsの3つのツールを備え付けています。Power Appsではローコードによるアプリケーション作成、Power Automateではワークフロー作成などが可能で、業務効率化に大きく貢献します。

また、BIツールとなるPower BIの大きな特徴として、ほかのMicrosoft製品と連携できる点が挙げられます。これによりファイル・フォルダ・データソースなど、さまざまなソースからデータのインポートが可能です。

Microsoft製品は多くの企業で利用されていることから、企業のツールと一番親和性の高いサービスといっても過言ではありません。BIツール選びに困ったときは、Power Platformの利用がおすすめです。無料の制限プランも用意されているので、気軽に導入して使用感を確かめたうえで、本格導入を検討するのもよいでしょう。

料金についてはPower BIの場合、「Pro」プランでユーザーあたり月額1,090円、「Premium」プランでユーザーあたり月額2,170円がそれぞれ基準となっています。

まとめ

BIツールを専門に取り扱っているTableauや、多くの企業に導入されているQlik senseなど、さまざまなベンダーがBIツールを提供しています。その中でも日本企業に馴染みやすいのが、Microsoft社が提供するPower Platformです。

Office製品との連携性に優れるほか、Power Appsのような独自でアプリケーションを開発できるツールも用意されているため、企業の業務に合わせたツール開発も可能です。Microsoft製品を利用している企業で、BIツールの選択に困っている場合は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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