モダンワークスタイルで何が変わる?

 2018.06.15  BizApp チャンネル編集部

2015年、マイクロソフトではサティア・ナデラ氏がCEOに就任してから次々と新しい施策を展開してきました。その中の一つが「モダンワークスタイル」のすすめです。マイクロソフトの企業ミッションは「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」であり、変化に対応しすべての人が活躍できる働き方を「Achieve More(より多くを達成する)」と呼んでいます。モダンワークスタイルはそうした組織や社会に向けた新しい働き方です。

このモダンワークスタイルを取り入れることで何が変わるのでしょうか?今回はその基本的なことをご紹介していきます。

モダンワークスタイルの3つの柱

「働き方改革」への取り組みが多方面で叫ばれる中、企業は様々な施策を行っています。ノー残業デー、プレミアムフライデー、これに伴って「ワークライフバランス」や「ゆう活」など新しい働き方に関する言葉も生まれています。

これらの施策や言葉はいずれも、生活にかけるための時間を確保するために仕事にかける時間を短縮するという共通点があります。その一方で、少なくなった仕事時間ではより高い密度が求められるようになり、少ないリソースでより価値の高いビジネスを創出するための取り組みが課題になっています。

モダンワークスタイルはいわば、従来の働き方改革のように課題を解決することに主眼を置くのではなく、「課題を解決しつつ新しいビジネスを創出する働き方」を実現するためのものです。

マイクロソフトは世界中の企業にこのモダンワークスタイルを提唱すると共に、これを可能にするための3つの柱を立てています。それがOffice 365の「コラボレーション」と「インテリジェンスツール」、それと「エンタープライズレベルセキュリティ」です。

①コラボレーション

マイクロソフトはこれまでOffice 365の中で多彩なコラボレーションツールを提供してきました。Web会議のSkype for Business、社内SNSのYammer、チーム共有のTeamsなどすべては組織全体やチーム内のコミュニケーションを迅速かつ円滑にするためのものです。

たとえばユーザーは物理的に離れた場所にいてもクラウド上の同じファイルを共有し、ドキュメントの共同編集が可能です。必要に応じてワンクリックでWeb会議を開始できるので、まるでその場にいるかのような感覚で仕事が進められます。会議の開催を待ったり日程を調整する必要もないので、今までそこに生じていたタイムラグは無くなるでしょう。

昨年3月に正式版がリリースされたTeamsは、これまで個々に存在していたOffice 365アプリケーションの機能を一ヵ所に集約し、チームのコミュニケーションを今まで以上に迅速かつ円滑にするツールです。

②インテリジェントツール

マイクロソフトの調査では、ビジネスパーソンは1週間に2~3時間をデータ探しに費やしているといいます。年間にすると96~144時間であり、実に12~18営業日もデータ探しに時間を使っている計算になります。この時間を短縮するためのインテリジェントツールがDelveです。これを使用すると、たとえば売上分析をしたい時に無数にある分析レポートの中から、それを使えばよいのかが可視化されます。

DelveはユーザーのOffice 365利用履歴にもとづいてデータの有益性を判断しています。どのアプリをよく使用し、何に時間を多く使ったか、どのユーザーとコミュニケーションを取っているかといったデータを蓄積しているため、ユーザーが今必要なデータはレコメンドしてくれます。

基幹システムに関するお役立ち資料

これはOfficeアプリケーションもコラボレーションツールも統合したOffice 365ならではの機能です。

③エンタープライズレベルセキュリティ

Office 365のセキュリティはデバイスとクラウドの両面から強力な体制を敷いています。デバイス側ではメールに添付されているマルウェアを事前に検知し、隔離したりURLの記載があればそれをブラックリストを照合して該当するURLへのアクセスをブロックします。こうしたセキュリティを高いレベルで適用しているので、ウイルス感染を恐れてノートパソコンやタブレット、USBメモリなどの持ち出しを禁止する必要はありません。

クラウド側ではサイバー攻撃を可視化し、常に最善の策が取れるように投資しています。世界で最もサイバー攻撃に遭う企業の1つとされているにもかかわらず、サイバー攻撃によって情報漏えいにいたったことはありません。

Office 365を利用してデータをマイクロソフトに預ける方が、自社独自にセキュリティを施行するよりも安心にデータ管理ができるのではないでしょうか。

では、マイクロソフトはモダンワークスタイルを取り入れることで実際に何が変わったのか?その変化を列挙すると事業生産性は26%アップ、ワークライフバランス満足度は40%向上、女性従業員の離職率は40%減少し、紙の書類は49%削減しています。

新しいビジネスを創出するという攻めの働き方改革が、結果としてワークライフバランスなどを向上させています。

モダンワークスタイルで変わること

皆さんの会社でモダンワークスタイルを取り入れることで、次のような変化が生じる可能性があります。

作業効率アップに伴う生産性の向上

生活にかける時間が充実する

ワークライフバランスの改善

広範囲から事業に関するアイディアが出る

チームワークが強化される

個人のモチベーションが上がる

紙書類の削減によるコストダウン

ユーザー管理の容易化

離職率の低下

仕事満足度の向上

Office 365をどう活用するか?それによって得られる変化は様々でしょう。上記の可能性以外にも、活用次第で新しい変化を生み出すことができます。

このOffice 365によるモダンワークスタイルへの取り組みでは、マイクロソフトが提供するクラウドERP(Enterprise Resource Planning)であるDynamics 365と連携することでさらに新しい変化を生み出せます。

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Dynamics 365とは?

Dynamics 365はマイクロソフトが提供する、統合型業務アプリケーションのクラウドサービスです。セールス(SFA)、カスタマーサービス(CRM)、フィールドサービス、タレント、ファイナンス&オペレーション、リテール、プロジェクトサービスオートメーション、マーケティングという8つの業務アプリケーションで構成されています。

CRMとSFAの違いを解説!」の記事で詳しく調べてみましょう!

この中のCRM(顧客管理システム)領域にあたるカスタマーサービスは、Office 365と連携することでさらに高度なモダンワークスタイルを実現します。自社の組織やチームだけでなく、顧客や仕入れ先など社外とのコミュニケーションも迅速かつ円滑に進み、新しい変化を生み出すことが可能です。

これにより、時間や場所に依存せず、都合に合わせた環境で安全にコミュニケーションを取り、業務データにアクセスしてビジネスを進めることが効率的にできるようになるのです。

皆さんがモダンワークスタイルを取り入れようという際は、Office 365だけでなくDynamics 365もぜひご検討ください。どちらもマイクロソフトのクラウド製品なので親和性は確実です。さらにDynamics 365は複数の業務アプリケーションが統合されているので、特別なインフラ無しに大規模なシステム環境を維持できます。

皆さんもこれを機に、従来の働き方改革を捨ててモダンワークスタイルの実現を目指していきましょう。

Microsoft Dynamics 365概要

SAP移行アセスメント
導入事例:日系企業海外展開、短期間ERP導入、ERP/CRM連携

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