中小企業向けERPのDynamics 365 Business Centralとは?機能や特徴を解説

 2021.09.30  BizApp チャンネル編集部

「Dynamics 365 Business Central Business Central」は、製造業などの中小企業に適したERPです。今回は、本製品の特徴や概要・導入するメリットなどについて詳しく解説します。プランの詳細もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

中小企業向けERPのDynamics 365 Business Centralとは?機能や特徴を解説

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Dynamics 365 Business Centralとは

Dynamics 365 Business Centralは、マイクロソフト社が提供する中小企業向けのERPパッケージです。「Dynamics NAV」をベースにさらに改良を加えた製品で、機能性の高さだけではなく、導入までがスピーディーであるという特長があります。最小で1名のユーザーから登録でき、最大でも250名以下の従業員規模が対象となっているため、中小企業に最適なサービスと言えるでしょう。

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Dynamics 365 Business Central 業務要件をいかに標準機能に落とし込むか

Dynamics 365 Business Centralの特徴

ここからは、Dynamics 365 Business Centralの特徴を詳しくご紹介していきます。

クラウド・オンプレミスを選べる

Dynamics 365 Business Centralは、オンプレミスとクラウドの2種類から選択することが可能です。近年ではクラウドタイプのみが展開されている製品も少なくありませんが、Dynamics 365 Business Centralなら、自社の要件や予算、活用目的などに応じてクラウドかオンプレミスを選ぶことができます。

インサイト提供によるデータドリブンな運用

Dynamics 365 Business Centralを活用すれば、リアルタイムでデータをビジュアル化することができるようになります。データ収集やデータ予測を効率化すれば、意思決定の迅速化も実現するでしょう。従来の仕組みを刷新したいと考えている中小企業の経営者にとっても、Dynamics 365 Business Centralは最適な選択になります。

そもそも、オールインワンの基幹業務システムが中小企業に必要なのか?という疑念を持たれる方がいるかもしれませんが、企業規模を問わず財務管理・在庫管理・販売管理などの一元化は、企業全体の業務効率化と生産性向上にかかせません。

Dynamics 365 Business Centralの主要機能

ここからは、Dynamics 365 Business Centralの主な機能を詳しくご紹介していきます。Dynamics 365 Business Centralをどのように活用したらいいのかについて知りたいという方も、ぜひ参考にしてください。

財務管理の機能

Dynamics 365 Business Centralには、シンプルで利便性の高い操作画面を使ってキャッシュフローや固定資産、プロジェクト原価を管理することができます。費やしているリソースの現状や原価の回収率を管理画面から確認できるのも魅力です。

ExcelやMicrosoft Power BIなどと連携させれば、財務パターンの特定やキャッシュフローデータをリアルタイムに取得することもできます。数多くの通貨や為替レート、各国の税規制などを考慮したデータ管理もできるため、グローバルな拠点を抱えている企業にも適しているでしょう。

営業プロセス管理機能

Dynamics 365 Business Centralには、リードに優先順位を付けてアプローチの対象を探し出すMAに似た機能や、記録された顧客との取引を見返してアップセルやクロスセルのタイミングを計ることができるCRMのような機能も備わっています。さらに、顧客の契約状況やグループ別に価格の設定や割を設定ができる機能も搭載されています。

そのため、Dynamics 365 Business Centralを活用すれば、リードの獲得からナーチャリング、商談、アフターフォローまで、マーケティングに関するすべての業務を効率化することも可能です。高精度な原価計算やタイムシートの作成もできるため、予実管理の徹底にも役立つでしょう。

サプライチェーン管理機能

得意先や仕入先、受発注などの基本的な管理機能も有しています。設定したトリガーに応じた自動発注や、購買計画の策定を支援することも可能です。品目数や発注数が多い企業にとっては非常に有用な機能と言えるでしょう。

倉庫管理機能

Dynamics 365 Business Centralなら、自社の在庫状況だけではなく、サプライチェーンの在庫把握も簡単です。管理画面に登録されている品目は、物流現場でも簡単に移動・削除ができます。部品の補充が必要になったときには自動的に発注書を作成してくれるため、人為的なミスも大幅に軽減できるでしょう。在庫切れや過剰在庫といったトラブルも未然に防げます。

Dynamics 365 Business Centralの2つのライセンス

Dynamics 365 Business Centraには、「Dynamic 365 Business Central Essentials」と「Dynamic 365 Business Central Premium」の2つのライセンスがあります。それぞれの違いや価格について、詳しく見ていきましょう。

Dynamic 365 Business Central Essentials

登録可能なユーザー数 無制限
登録可能な会社件数 無制限
複数の環境での使用
財務管理機能
営業・マーケティング管理機能
販売・購買管理機能
在庫管理機能
プロジェクト管理機能
サービス管理機能
倉庫管理機能
製造業向けの機能

価格:7,610円/1ユーザー

「Dynamic 365 Business Central Essentials」は「Dynamic 365 Business Central Premium」に比べると安価ですが、サービス管理と製造者向け機能は搭載されていません。

Dynamic 365 Business Central Premium

登録可能なユーザー数 無制限
登録可能な会社件数 無制限
複数の環境での使用
財務管理機能
営業・マーケティング管理機能
販売・購買管理機能
在庫管理機能
プロジェクト管理機能
サービス管理機能
倉庫管理機能
製造業向けの機能

価格:10,870円/1ユーザー

すべての機能が搭載された最上級仕様です。価格は高くなりますが、Dynamics 365 Business Centralを使いこなしたいという方は「Dynamic 365 Business Central Premium」を選択しましょう。

まとめ

Dynamics 365 Business Centralは、業務効率化やコスト削減、適切な在庫管理などの機能を搭載した画期的なERPです。中小企業に適したスペックとなっているので、中小企業経営者の方は、この機会にDynamics 365 Business Centralの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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