Dynamics 365 for Salesとは!? 機能やプランについて解説

 2021.02.27  BizApp チャンネル編集部

Microsoftの提供する「Microsoft Dynamics 365 for Sales」は、豊富な実績を誇る強力な営業支援パッケージです。しかし具体的なサービス内容は、まだ広く認知されていません。そこで本記事では、概要や機能、そして導入料金について詳しく解説していきます。

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Dynamics 365 for Salesとは

Microsoft Dynamics 365 for Sales(以下:Sales)は、Microsoftが提供するビジネスアプリ「Dynamics 365」に類する営業支援パッケージシステムです。顧客情報の管理や営業担当者の行動管理など、営業活動にまつわる業務をシステム化できます。そのほかDynamics 365のERPと連携することで、さらなる拡張性を持たせることも可能です。

Dynamics 365 for Salesの搭載機能

Salesには、どんな具体的な機能があり、どのような点で役立つのでしょうか。ここからは、Salesに搭載されている機能のうち、主要な3つについて詳しく紹介します。

マーケティング機能

Sales内の「マーケティング機能」では、「マーケティングリストの作成」「キャンペーンの作成」が可能です。これらは、リストマーケティングを行う上で不可欠な機能であり、以下のようにそれぞれ有用な役割を持っています。

・マーケティングリストの作成

自社が保有する顧客リストを、業種・売上・住所ごとに「リード」として管理できます。これにより、特定のリードを抽出することで、自由なマーケティングリストが作成可能となります。適切なマーケティングリストを効率的に作成し、キャンペーン立案や実行をより効果的に行えるでしょう。

・キャンペーンの作成

マーケティングリストを作成したら、それと紐づけたキャンペーンの作成をスムーズに行えます。さらに、1つのキャンペーンに複数の活動を盛り込むなど、マーケティング戦略に応じたカスタマイズも可能。

SFA/CRM機能

商談化以降の営業プロセスでは、営業活動の管理や顧客管理が求められます。これらの活動も、Sales内の「SFA/CRM機能」で管理可能です。SFA/CRM機能には、主に「ダッシュボード」「営業案件」「プロセス管理」という3つの機能があります。

・ダッシュボード

ダッシュボードとは、現在対応中の商談について、進行状況や売上予測を一画面で表示するものです。表やグラフなどによりデータを可視化するので、効率的な分析に役立ちます。メンバーでこのダッシュボードを確認し合えば、直感的に営業活動の進捗が把握・共有できる点もメリットです。

・営業案件

営業案件は、それぞれの商談に関する必要情報をひとまとめに管理する機能です。さらに、Microsoft製のファイル共有ツール「Share Point」などの外部ツールと連携することで、提案書や議事録の作成も効率化できます。

・プロセス管理

商談のスケジュールや内容を、プロセスとしてシステム上で管理可能です。商談の優先順位や各ステージで行うべき行動をシステムが管理してくれるので、営業サイクルの短縮や営業担当者の負担軽減につながります。

Microsoft連携機能

Salesは、同じくMicrosoft製の「Microsoft 365」と連携することで、さらなる機能を発揮します。Microsoft 365とは、ExcelやWordを始めとしたMicrosoft Officeアプリケーションを月額で使えるサービスのことです。ここでは、Microsoft 365連携機能のうち、「Outlook連携」「Excel連携」「Share Point Online連携」の3つをピックアップして紹介します。

・Outlook連携

Outlookは、Microsoft 365内のメールソフトです。通常、Salesにアクセスする際は、通常Webブラウザやモバイルアプリを使用しますが、Outlookからアクセスすることもできます。顧客とのメールのやり取りをすべて同期させられるので、顧客情報管理やキャンペーンの実行に役立ちます。

・Excel連携

Sales に登録した情報を、Excelで編集可能です。また、Excel上でテンプレートを作成することで、報告書の作成や会議資料の作成業務を大幅に削減できます。

・Share Point Online連携

営業資料を複数人で同時に作成する際は、Share Point Online連携が便利です。アクセス権限を設けることで、ユーザーごとに編集の可不可も決められます。

Dynamics 365 for Salesのプラン 

Salesには、4つのプランがあります。プランごとに使える機能や拡張性が異なります。まずは、それぞれのプランについて料金を確認しましょう。

・Dynamics 365 Sales Professional:ユーザーあたり 7,070円/月

・Dynamics 365 Sales Enterprise:ユーザーあたり 10,330円/月

・Dynamics 365 Sales Premium:ユーザーあたり 14,680円/月

・Microsoft Relationship Sales:ユーザーあたり 17,576円/月

基本プランである「Dynamics 365 Sales Professional」では、競合企業・販売目標・担当地域の管理や、パートナー リレーションシップ管理が制限されています。さらに、Microsoft365との連携にも一部制限があり、ワークフローの自動化もできません。ただし、上記で紹介した基本機能はすべて使えます。

「Dynamics 365 Sales Enterprise」は、基本プランで制限されていた機能のほとんどが使えるようになったプランです。アプリケーションによる拡張性も増しており、一部制限されている機能(ポータル、Sales 向け Sales Insightsなど)もアドインとして利用できます。

「Dynamics 365 Sales Premium」は、販売担当者とマネージャー向けのプランです。先ほどのプランでは別途追加が必要だった、Sales 向けの Sales Insightsが始めから搭載されています。このSales Insightsでは、営業の見通し予測やリレーションシップ分析、アシスタントのカスタマイズ、通話の文字起こしなどが可能です。

「Microsoft Relationship Sales」は、2つ目のプラン「Dynamics 365 Sales Enterprise」に、LinkedIn Sales Navigatorが付属したプランです。LinkedIn Sales Navigatorでは、ビジネス用SNSツール「LinkedIn」に紐づいた、人物情報や企業情報などのリードを活用します。これら、LinkedIn Sales Navigator上に保存された情報を同期し、Salesに組み込みます。

まとめ

Microsoft Dynamics 365 for Salesは、マーケティングリストの作成やSFA/CRM機能など、マーケティング・営業に必要な機能を多数搭載しています。さらに、多くの企業が採用しているOfficeアプリとの連携も可能です。SFAをお探しなら、ぜひ検討してみてください。

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