DynamicsとSalesforceの違い

 2018.05.16  Dynamics 365編集部

世界のCRMベンダーのビッグ4といえばMicrosoft、Salesforce、Oracle、SAPです。日本国内ではその中でもMicrosoftとSalesforceが競合しています。利用調査ではMicrosoft Dynamics(以下 Dynamics)が12.5%、Salesforceが8.3%という結果なっています。

引用:ノークリサーチ 2016年中堅・中小企業における「CRM」の導入社数シェアとユーザ企業の課題/ニーズ

CRM導入企業の多くは、DynamicsとSalesforceを検討した上で、自社に最適なCRMを導入しています。他にもOracleやSAPといったCRMベンダーもありますが、日本企業に合わせたCRM導入を行うのであれば、やはりDynamicsかSalesforceが有力な選択肢になるでしょう。

そこで今回は、検討時の参考になるように、DynamicsとSalesforceの違いについて紹介していきます。

UIデザイン:Windowsユーザー向けか、変化を好まないユーザー向けか

ユーザーとシステムの相性を決めるUI(画面)デザインは、CRMを決める上で大切な要素です。UIデザインが見やすく、使いやすいことに越したことはないので、しっかりと比較する必要があります。また、企業によって使いやすいUIデザインが異なるので、その違いを明確に理解しておきましょう。

DynamicsのUIデザインはバージョンアップのタイミングで大きくデザインを変更することがあります。Microsoft製品ユーザーなら誰もが、予期せぬUIデザインの変更を経験したかと思います。ただ基本機能は変わらない上に、システム全体でデザインの統一性が取れているので、様々な機能を予測して使用することができます。

また、Windowsユーザーからすれば普段使い慣れたUIデザインなので、数あるCRMの中でも最も使いやすい製品でしょう。

反対に、こうしたUIデザインの変更を嫌うユーザーも多いので、そうしたユーザーにとってDynamicsは「もう少しUIデザイン変更を少なくしてほしい」と考えるかもしれません。

一方SalesforceのUIデザインは変更が少なく、一度使い慣れれば長期にわたって使いやすいUIデザインを使用することができます。デザインが大きく変更された際も、古いUIデザインに戻れる機能があるので安心です。

基幹システムに関するお役立ち資料

ただし、新しい機能は変更後のUIデザインでのみ提供されるので、UIデザインに一貫性が無いと不満に感じることもあります。

UIデザインの判断は、一度トライアルやデモを使用した上で行うことをおすすめします。やはり、実際に使ってみて得る情報が一番の判断材料です。Officeユーザーは、Windowsユーザーならば如何に普段使い慣れているUIデザインに近いかを考慮すると良いでしょう。

製品価格ボリュームディスカウントか、一定価格か

UIデザインや機能面での比較が大切とは理解しつつも、やはり価格も気になるところです。特にクラウドで導入する場合、ユーザー数に応じてコストが大きくなっていくので、価格比較ははずせません。

Dynamicsの価格はというと、500人-999人というユーザー数で導入した場合、月額7,384円でDynamicsのすべての機能を利用できます。Microsoftといえばユーザー数に応じたボリュームディスカウントですが、クラウド版でも健在です。

価格面においてDynamicsを選ぶもう一つの利点は、「Dynamics 365 for Team Members」というプランにあります。これは、Dynamics内のデータへアクセスしたり簡易機能を利用する必要はあるが、メインユーザーではないためフル機能は必要ない、というユーザーが存在するときにおすすめなプランです。

1ユーザーあたり月額840円で、すべてのアプリケーションにおける読み取り機能とアクセス権限が付与されます。CRMを利用するユーザーは社内に数多くいるかもしれませんが、必ずしもすべてのユーザーがフル機能を必要としているわけではありません。

そうしたユーザーがいる場合は、「Dynamics 365 for Team Members」でコストを抑えることができます。

では、Salesforceの価格はどうでしょうDynamicsで全アプリケーションを利用できるプランと、同等の機能を有するプランを利用するとなると、Salesforceの価格は、1ユーザーあたり月額1万8,000円となります。ただし、Salesforceの同プランでは独自のカスタマイズが可能なので、自社にフィットした環境を整えるための機能があります。

ちなみに機能制限をかければ、1ユーザーあたり月額9,000円というプランも利用可能です。5ユーザーまでの環境には、限定された機能で月額3,000円で利用できます。

システム連携Office製品との強力な連携と、API拡張

日頃Office製品を利用している企業にとっては、ExcelやPowerPoint、あるいはOutlookなどとの連携性が気になるかと思います。CRMは周辺システムと連携してこそ、そのメリットを最大化できます。

Office製品との連携にいたっては、やはりDynamicsが最も有利です。ExcelやPowerPointといった製品をはじめ、SharePointやExchangeなど、数々のMicrosoft製品とも強力に連携することができます。

営業スケジュールをOutlook上で確認したり、作成した見積書をExcelシートとして落とし込んだりなど、現状のOffice環境をさらに快適に、さらに作業効率の高い環境にすることが可能です。

Salesforceはというと、周辺システムとの連携が可能であるものの、Office製品やMicrosoft製品との相性は、やはりDynamicsに比べると見劣りするでしょう。また、Salesforceの連携の基本はAPI拡張によるものなので、拡張作業が面倒だという企業も少なくありません。

ただし、APIを活用して様々な機能を拡張したいという企業にはおすすめです。

Dynamics、Salesforceがおすすめの企業とは

結論としてDynamicstとSalesforceはどのような企業におすすめなのか

Dynamicsはビジネスパーソンが普段使い慣れた、Office製品のようなUIインターフェース、ボリュームディスカウント、Office製品・Microsoft製品との連携が大きな特徴です。従って、現状としてOffice製品やMicrosoft製品を利用していて、かつ一定以上の規模があれば、Dynamicsの導入がおすすめです。

反対にOffice製品やMicrosoft製品との連携が必要なく、API拡張機能を積極的に利用したいという企業にはSalesforceをおすすめします。

大切なのは、自社にとって最適なCRMを導入することです。各製品の特長を明確に把握し、じっくりと検討すれば、必ず自社にピッタリなCRMが見つかるでしょう。

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