Power Appsポータルを解説!利用メリットや導入事例も紹介

 2021.10.29  BizApp チャンネル編集部

Power Apps ポータルを知っていますか。ビジネスに役立つサービスが多く、大変便利なものです。そこでこの記事では、Power Appsポータルの概要やメリット、導入事例を紹介していきます。Power Appsポータルのサービス内容について知りたいと考えている方や、会社への導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

Power Appsポータルを解説!利用メリットや導入事例も紹介

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Power Apps ポータルの概要

Power Apps ポータルとは、アプリ開発の環境を提供してくれるプラットフォームのことです。例えば、詳細なコードを用いらずに、簡単にポータルサイトを作ることができる。通常ウェブサイトを作成するには、HTMLやCSSのような知識が必要です。しかし、Power Apps ポータルを利用すれば、テンプレートをカスタマイズすることで誰でも直感的にサイトを設計できます。

また、アンケート機能や会員向けの専用ページ機能もあります。ウェブサイトにアンケートフォームのような機能を導入するには、高度なプログラミングの知識が必要です。そこでPower Apps ポータルを活用することで、知識を利用しないで一般向けページと会員向けページを組み合わせたサイトが作成可能となるのです。

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Power Apps ポータル作成時のポイント

では、Power Appsポータルにはどのようなポイントがあるのでしょうか。ここからは、3つ紹介していきます。

組織内外に公開できるウェブサイトを管理・構築可能

まず、Power Apps ポータルでは組織内外に公開できるウェブサイトを構築したり、管理したりすることが可能です。新しいポータルを作成すれば、Web サイトを作成でき、ポータルを活用すると、外部の人もDataverseのデータを利用できます。Dataverseとは、データを管理できるもので、データを脅威から守って安全に保管してくれます。

また、様々なフォーマットが利用可能です。例えば組織内で限定的にデータを公開したり、組織外に向けてオープンにデータを公開したりと、シチュエーションに合わせて変えられます。ただし、高度なウェブサイト管理をする場合は、ポータル管理アプリから実行する必要があります。

ポータル作成後30日間は無料で利用可能

また、ポータルを作成してから30日間は、Power Apps ポータルのサービスを無料で利用できます。そのため、トライアルとして活用することができます。ただし、無料で利用できる期間は30日間となっています。30日を経過してしまうと、使用を継続するには有料プランへの変更が必要になります。

アクセス権限の設定が可能

そして、Power Apps ポータルではアクセス権限の設定が可能です。ポータルではDataverseのデータを共有できるのですが、ビジネスで利用する際にはどのユーザーがどこまでアクセスできるかを細かく設定する必要が出てくるでしょう。

そこで、アクセス権限の設定が活用できます。アクセス権限は以下のように2つの方法で付与できます。

  • データごとにアクセス権限を付与する
  • ウェブページごとにアクセス権限を付与する

データごとにアクセス権限を振り分ければ、ウェブページに関係なくデータを共有することが可能です。一方、ウェブページごとにアクセス権限を振り分ければ、ウェブページの構造に合わせてユーザーがアクセスすることができます。

Power Apps ポータルの利用メリット

このように、Power Apps ポータルには便利な機能があります。そんなPower Apps ポータルのメリットは以下のように3つあります。

  • Dataverse で管理している情報を簡単に公開できる
  • ポータルの作成が短時間・低コストでできる
  • ウェブサイトのレスポンスが速い

1つ目のメリットは、Dataverse で管理している情報を簡単に公開できることです。Dataverseにある情報は同じ組織の人だけでなく、外部の人にも簡単に情報を共有できます。

2つ目のメリットは、ポータルの作成が短時間・低コストでできることです。作成したポータルサイトを利用して、データを登録してもらったり、アンケートに解凍してもらったりすることが可能です。こうしたフォームは顧客情報を得たり、リサーチしたりする情報収集に役立ちます。通常コストと時間がかかるものですが、ポーリングを活用すれば簡単に活用できるのです。

そして3つ目のメリットは、ウェブサイトのレスポンスが速いことです。PowerAppsを高速化する方法はいくつかあり、その一つにConcurrent関数があります。サクサクと使用できるので、ストレスに感じることはないでしょう。ただしデバイスやブラウザによっては、処理を同時に行えず、アプリを実行する処理が遅くなることもあります。

Power Apps ポータルの活用方法

では、Power Apps ポータルはどのように活用できるのでしょうか。ここからは、Power Apps ポータルの活用方法について2つの視点から解説していきます。

Power Apps ポータル利用可能シーン

Power Apps ポータルは、情報の掲載として、またユーザーへ向けたアンケートフォームとして活用できます。

情報の掲載として利用するなら、商品やサービスの紹介、新着情報やキャンペーンなどのお知らせ情報の掲載に向いているでしょう。情報が変わるたびに迅速に更新できるので、情報が古くなることはありません。

また、アンケートフォームとして活用すれば、お問い合わせ窓口やアンケートの回答フォームとして活用できます。他にも、ユーザーが資料請求や見積もりを依頼する窓口としても利用可能です。

Power Apps ポータルのポータル作成例

Power Apps ポータルでは、時間をかけず簡単にポータルを作成できます。Power Apps ポータルには様々なテンプレートが揃っています。例えば、下記のようなテンプレートが存在しています。

  • 空のポータル
  • コミュニティ ポータル
  • パートナー ポータル

空のポータルでは、Web サイトを作成して組織内外のユーザーとデータを共有することができます。サンプルページがあるので、知識がなくてもサイト設計が可能です。

コミュニティ ポータルは、ユーザーとのコミュニーケーションを可能にします。この機能を取り込むと、コメントを書き込んでもらう、評価やフィードバックなどが可能になります。

そしてパートナー ポータルでは、ビジネスパートナーとの取引が可能です。その活動情報を共有することができるので、今どのような状況になっているのかを、リアルタイムで確認できます。

Power Apps ポータルの導入事例

最後に、Power Apps ポータルの導入事例について解説していきます。例えば、鉄道やバスなどのインフラをICTでサポートしている企業、遠鉄システムサービス株式会社ではPowerApps ポータルを導入してアプリ開発を実践しました。

これまで遠鉄システムサービス株式会社では、ウォーターフォール型開発でしかシステム設計ができませんでした。ウォーターフォール型開発では1つの工程が終了してからでないと次の工程に進めないため、時間がかかってしまうことが課題となっていました。

そこでPowerApps ポータルを導入したことで、アジャイル開発が可能となり、Web サーバー環境を構築せずに外部ユーザー向けに公開するウェブサービスをスピーディーかつ低コストに開発できたのです。

このように、Power Apps ポータルは開発ツールとして活用できる優れたサービスなのです。

まとめ

この記事では、Power Appsポータルの概要やメリット、導入事例を紹介していきました。アプリ開発の環境を提供するプラットフォームであるPower Apps ポータルは、ポータルサイトを作成し、アンケート機能や会員向けの専用ページ機能を導入できる優れものです。Dataverse で管理している情報を簡単に公開でき、短時間・低コストでポータル作成ができるなど、いくつかのメリットもあります。気になった方は、ぜひPower Appsポータルを利用してみてください。

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