HI-KORT365とは? 機能概要や導入メリット、導入事例を紹介

 2021.11.30  BizApp チャンネル編集部

企業におけるERP導入には時間やコストなど様々な課題があります。しかし、「HI-KORT 365」のテンプレートを活用すると、通常では考えられないほど短期間でニーズに応じたERP導入が実現できます。そこで、この記事では「HI-KORT 365」の概要、導入のメリットや実際の事例についてご紹介していきます。

HI-KORT365とは? 機能概要や導入メリット、導入事例を紹介

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HI-KORT365とは?

コベルコシステム株式会社が開発している「HI-KORT365」は、Microsoft社が提供している大企業・中堅企業向けERPサービス「Dynamics 365 for Finance and Operations」に、日本独自の商慣習に対応する会計機能を組み合わせたテンプレートソリューションです。Microsoft製品であるERPサービスを基盤としているため、Office 365とも連携でき、なおかつ拡張性も優れています。また、クラウド型ERPパッケージの利点を活かして、日々刻々と変化するビジネスニーズに対して柔軟に対応できる点が特徴です。

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HI-KORT365の導入メリット

次にHI-KORT365の導入によって得られる効果について具体的に見ていきましょう。

多言語対応のためグローバルな展開が可能

Dynamics 365 for Finance and Operationsは、世界中の40以上の言語に対応しており、130以上の国や地域で12,000社以上の導入実績を誇るソリューションです。HI-KORT365は、このERPサービスに組み立て製造やプロセス製造、卸売など、複数の業種にも対応できる会計テンプレートを提供し、グローバルで多角的な事業展開を支援します。そのため、国内でも必要な機能をしっかり備えたグローバルなERPソリューションとして注目されています。

1社のみならず子会社展開、グループ会計に対応

HI-KORT365が多くの企業から選ばれている理由として、会社や拠点が複数にまたがる場合も同様のソリューションを共有し、展開できる点が挙げられます。グループ会計にも対応しており、複数拠点それぞれの会計データを統合させた実績も豊富です。導入時のシステムトラブルやリカバリー、成功事例などが蓄積されているため、安心感が違います。

ソースが公開されているため開発生産性が高い

Dynamics 365 for Finance and Operationsは使用するデータベースやソースがオープンになっているため、HI-KORT365の導入の際に自社で一から開発する必要がありません。テンプレートを使用して、より高度な開発に集中できます。また、Javaに似たプログラミング言語を使って開発を行うため、国内のみならず国外からも人材の確保をしやすい点もメリットです。

シームレスなアップグレードが可能

HI-KORT365は、最新バージョンが出ればその都度アップグレードされるとともに、テンプレート本体の機能も不具合対応などの改善、強化される仕様です。そのため、従来よりも負担をかけずにプラットフォームをより強固かつタイムリーに更新できるなど、低コストでの運用が可能です。

HI-KORT365の特徴であるテンプレート利用

HI-KORT365を導入する際は、提供されているテンプレートを利用します。ここからはテンプレート利用について詳しく紹介していきます。

様々なタイプのテンプレートがある

HI-KORT365には、製造業を中心に160以上の導入実績があるコベルコシステムから得られたノウハウが凝縮されています。特に製造テンプレートは、Dynamics 365 for Finance and Operationsの販売管理・生産管理・在庫管理・購買管理機能などに対応しており、例えば「販売管理」は、顧客からの受注、出荷、売上、請求、入金、消込といった業務が対象範囲です。「生産・在庫管理」はプランニングやリソース管理が含まれ、「購買管理機能」は仕入れ先との取引に必要となる発注、入荷、仕入れ、支払いを管理できます。このように用意されている様々なソリューションテンプレートを活用して自社の会計システムに適したフォームへとカスタマイズできます。

会計テンプレートの利点

HI-KORT365の会計テンプレートを利用することで得られるメリットは、独自のアドオン機能など以外にも「ビジネスプロセスフロー」や「操作マニュアル」「パラメータ定義書」など、本来自社で用意するとなると負担がかかるドキュメントが最初から提供されている点です。それらを活用することで、導入期間と開発コスト、運用コストを大幅に軽減できます。また、Microsoft OfficeなどMicrosoft社製のサービスと高い親和性を有していることから、連携して業務を一元化できるなどの効率化が測れる点も魅力でしょう。

HI-KORT365の料金

HI-KORT365は月額課金制のサービス、つまりサブスクリプションサービスとなっています。クラウド型であるため、導入コストが抑えられ、必要となる期間のみ運用できるので無駄がありません。必要に応じて柔軟に運用を変更できるので、スモールスタートや試験的に導入したい企業も問題なく利用できます。

HI-KORT365の導入事例

ここから実際にHI-KORT365を導入した企業の成功事例を2つ紹介していきます。自社に導入するかどうかの判断材料にしてください。

グローバルICT企業例

1つ目は、グローバルに展開するICT企業の導入事例です。この企業は、分社化を機に経理担当の業務負荷が増大する懸念があり、新会計システムへの移行を検討していました。特に将来的に海外拠点と異なるシステムではスピーディな意思決定に支障が出る可能性や、海外製ERPでは日本独自の商慣習に対応しておらず、アドオン開発に時間やコストがかかることが予想されていました。そのため、国際展開に強く海外拠点と一元管理ができ、なおかつ導入実績が豊富なHI-KORT365の会計テンプレートを採用しました。

アドオン開発を抑える方針のもと、HI-KORT365の標準機能を活用し、現行の業務に合わないところは運用方法の変更で対応してベースを整えた結果、約11ヶ月というハイスピードでの導入にこぎつけました。しっかりとしたサポート体制も受けられ、トラブルなくスムーズに新システムへの移行が実現した事例です。

導入の効果としては、業務の一部を自動化することによる一層の業務効率化と、HI-KORT365のチェック機能によるガバナンスの強化も推進できたという点が挙げられます。今後は今回導入した新システムを元にグローバル統合を目指し、さらなる活用を検討しています。

鉄鋼メーカー例

次の事例は素材系と機械系を中心に幅広く事業展開している鉄鋼メーカーの事例です。会計ルールの複雑化によるミスや煩雑さや事業の多様性に起因するリスクを防止するため、グループ企業全体の会計業務を標準化し、海外拠点への展開も視野にHI-KORT365会計テンプレートの採用を決定しました。すでに現地に応じた会計テンプレートを開発し、最初の展開地域である中国拠点の4社に導入されています。

効果として、業務フローに承認プロセスが追加されたことでガバナンス強化につながりました。また、財務報告に必要な科目別の自動集計ができるようになり、業務の効率化が図れるようになりました。業務プロセス上のミスも軽減され、日本本社への会計報告も高い精度で行えるようになるなど、HI-KORT365の導入による恩恵を受けた事例です。

まとめ

HI-KORT365は、Microsoft社のDynamics 365 for Finance and Operationsに、日本の商慣習に対応した会計パッケージや、製造業に求められる機能をテンプレート化した製造テンプレートなどを提供します。また、クラウド型テンプレート活用によって導入や開発コストが抑えられ、グローバルな事業展開にも対応できることから企業の経営戦略に大いに役立つはずです。

お客様のニーズに合わせて高品質なカスタマイズも可能なため、今回ご紹介した導入事例も参考にしながら、一度導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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