Power BIのライセンス体系と価格に関して

 2019.11.02  BizApp チャンネル編集部

Power BIは、マイクロソフトが提供するセルフサービス型のBI(Business Intelligence:ビジネスインテリジェンス)ツールです。企業がPower BIを利用することで、従業員一人一人がデータサイエンティストとして活躍でき、情報活用を促進させられます。

レビュー掲載サイトであるG2 Crowdにおいて、Power BIは200以上のレビューで4.2以上の評価を獲得しており、BIプラットフォームカテゴリにおいて市場のリーダーに選出されています。

G2 Crowd Best Business Intelligence Platforms Software

Power BIが多くの企業に支持されている理由の1つが、「Excelを操作するような感覚で、ノンプログラミングでのデータ集計・分析・レポートを実施できること」です。データ分析に関する最低限の知識があれば扱うことができ、部門ユーザーが主体となってデータ分析活動を進められます。本稿では、このPower BIのライセンスタイプと価格体系についてご紹介します。

関連記事:最近よく聞く「PowerBI」って何?その概要を5分で解説!

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Power BIのライセンスタイプ

Power BIのライセンスタイプは2つあります。Power BI ProとPower BI Premiumです。これに加えて無料のプランが2つ、Power BI DesktopとPower BIモバイルがります。厳密に言えば「無料のプラン」ではなく「無料のアプリケーション」であり、Power BI DesktopとPower BIモバイルでも基本機能はほとんど使用できます。

大きな違いはPower BI Report Serviceの有無です。個人で完結するようなデータの可視化・分析に関しては無料プランで十分でしょう。Microsoftアカウントがあれば誰でも利用できます。

また、マイクロソフトが提供するクラウドサービス「Microsoft Azure」でもPower BI Embeddedというサービスを利用できます。Power BI Embeddedを活用すれば自分のものとしてPower BI使用し、ブランド化することで、顧客向けレポート、ダッシュボード、および分析をご自身のアプリケーションですばやく簡単に利用できます。

基幹システムに関するお役立ち資料

Power BIの価格

それでは有料プランとなるPower BI ProとPower BI Premiumの価格について解説します。注意点としては、Power BI ProとPower BI Premiumとでは価格となる基準が違うことです。Power BI Proはユーザー数で価格が決定し、Power BI Premiumはクラウドコンピューティングおよびストレージの専用リソースで価格が決定します。

Power BI ProとPower BI Premiumの価格

 

価格(ベース)

Power BI Pro

1,090円(ユーザーあたりの月額料金)

Power BI Premium

543,250円(クラウドコンピューティングおよびストレージの専用リソースあたりの月額料金)

Power BI ProとPower BI Premiumで価格帯に大きな開きがあるのは、前述のように価格がユーザー数で決定するか、専用リソースで決定するかの違いがあるからです。単純に価格だけでは比較できませんが、Power BI Premiumは利用規模に応じてユーザーあたりの価格が低減します。ユーザー数が500人以上になると、Power BI Premiumを契約するとコストメリットが大きくなる傾向にあります。最新のライセンス価格などについてはこちらをご参照ください。

また、Azureで利用可能なPower BI Embeddedは、東日本リージョンで利用する場合1時間あたりおおよそ113円程度からご利用いただけます。詳しくはこちらをご確認ください。

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Power BI ProとPower BI Premiumの違い

次に、Power BI ProとPower BI Premiumの違いについて一覧表でご紹介します。Power BI ProとPower BI Premiumは価格面だけで違いがあるのではなく、機能面でも大きな違いがあります。

Power BI ProとPower BI Premiumの違い

 

Microsoft Power BI

Premium

Microsoft Power BI

Pro

ライセンスの相違点

Microsoft Office 365 Enterprise E5 と共に含まれる

ユーザー単位でライセンス付与

クラウド コンピューティングおよびストレージの専用リソース別にライセンス付与

デプロイと管理

Power BI Report Server を介したオンプレミス レポート

処理環境のコンピューティング

共有

専用

Power BI コンテンツの複数のリージョンへのデプロイ

増分データ更新

共有するレポートの公開

コンテンツ利用者への Power BI Pro ライセンス付与を必要としない、コンテンツの広範囲への配布

Power BI でのページ分割されたレポートの公開と利用

コンピューティング リソースの割り当て

コンピューティングおよびメモリ専用リソースのパフォーマンスの監視

個々のデータセットの最大サイズ

1G

10G

最大ストレージ

ユーザーあたり10G

100TB

1 日あたりの自動更新の最大数

8

48

Power BI データの Azure Data Lake Storage Gen2 への保存

デプロイ、管理、コンプライアンス、セキュリティ

クラウド サービス

データ処理環境の指定ホーム リージョン データ センターの選択

コンテンツの作成、利用、公開のユーザー メトリックによる監視

データのセキュリティと暗号化

業界、グローバル、リージョン、および政府の認定を満たす

Microsoft 国内クラウドで使用可能

データの準備、モデル化、データ視覚化の作成

データ視覚化、レポート、およびダッシュボードの作成

標準およびビッグ データの準備および抽出、変換、読み込み

Power BI ビジュアルのライブラリおよびカスタム ビジュアル SDK へのアクセス

クラウドおよびオンプレミスのデータ ソースのデータ コネクタへのアクセス

すぐに使用可能な視覚化、テーマ、および個人用のオプション

コンテンツの利用

Microsoft Excel でのデータ分析

他のインターフェース (Teams、SharePoint、他の SaaS アプリケーション) へのコンテンツの埋め込み

Power BI コンテンツの表示と対話

iOS、Android、および Windows 用の Power BI モバイル アプリを介した Power BI コンテンツの表示と対話

データに関する質問をして、すぐに回答を受け取る

変更に関する通知のレポートへの登録

他のインターフェイスでの Power BI コンテンツの表示

Power BIのサブスクリプションについて

最後に、Power BIサブスクリプションのライフサイクルについてご紹介します。

アクティブ

期限切れ(31日間)

無効(91日間)

すべてのデータにアクセス可能

すべてのデータにアクセス可能

データは管理者のみがアクセスできます。

ユーザーはPower BI、データ、および アプリケーションへの通常のアクセスが可能

管理者は管理センターにアクセスできる

管理者は管理センターにアクセスできますが、ユーザーにライセンスを割り当てることはできません。

 

グローバルまたは課金管理者が管理センターでサブスクリプションを再アクティブ化できる

グローバルまたは課金管理者が管理センターでサブスクリプションを再アクティブ化できる

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