Dynamics 365の海外展開で発生する3つの不足とPMOサービス

 2020.07.21  BizApp チャンネル編集部

事業のグローバリゼーションに際しERPの海外展開に向けて動き出している企業が増えています。近年ではクラウド型ERPが台頭していることから、国内本社と現地法人とでビジネスアプリケーションを統合するのが以前よりも容易になり、グローバル規模での情報統合により素早い経営戦略の調整が行えることは何よりも競争力強化につながります。

ところが、以前ほど容易になったとはいえERPの海外展開は簡単ではない現実もあるでしょう。ERPの海外展開では「3つの不足」を意識し、優先的に解決する必要があります。本記事では、その「3つの不足」を解説するとともに課題クリアのために欠かせない「Dynamics 365 PMOサービス」をご紹介します。

Dynamics 365の海外展開で発生する3つの不足とPMOサービス 

ERP海外展開で発生する3つの不足

1.IT技術者の不足

日本において「IT技術者が不足している」という問題はかねてから提起されています。経済産業省が取りまとめた「IT人材需給に関する調査」によると、2020年時点で不足するIT技術者の数は約30万人、さらに10年後には約45万人まで拡大する見込みです。

ことERPの海外展開においては、IT技術者不足がより顕著に現れます。同じく経済産業省が取りまとめた「DXレポート」では「2025年の崖」に警鐘が鳴らされており、一部では問題が先延ばしになったもののIT技術者不足と旧来システムの入れ替えといった問題が補えた訳ではありません。

2.ERP導入(海外展開)経験の不足

2つ目の「不足」であるERP導入経験については、過去に大規模なERPプロジェクトを経験した企業においてもノウハウが積み上がっていないという重大な問題があります。例えば第一次ERPブーム(1990年代後半)に導入した大規模ERP製品を導入した企業では、当時のIT技術者のほとんどが退職や転職により在籍しておらず、企業自体にERP導入の経験はあっても、経験豊富なIT技術者が存在しないことから事実上の経験不足に陥っています。

Business Central導入スタンダードパック
海外導入展開が70か国を超えるSYSCOM USAが提唱する「PIA(Pre-Implementation Assessment)」とは

もちろん、ERPの海外展開になればより顕著であり、グローバル規模でのERP展開を牽引できるPM(プロジェクトリーダー)というのはそうそういないのが現実です。ERP導入経験が不足していれば、当然プロジェクトそのものが鈍化しますし、実態に即したERPを構築できず失敗に陥る可能性が多分にあります。

3.Dynamics技術の不足

ERPの海外展開においてDynamics 365を選択する企業が多いのは、豊富な多言語・多通貨対応や現地法規制への準拠など、グローバル規模での標準化が可能な点にあります。問題は、日本企業の海外展開をサポートしてくれる企業の少なさにあります。もちろん海外のインテグレーターに任せることも考慮することも可能ですが、やはり国内で日本語を用いてしっかりとサポートしてくれる企業は安心です。また、海外特有の風習なども助言が欲しいというのも正直なところでしょう。

不足部分を充足するDynamics 365 PMOサービス

ERP海外展開で発生する3つの不足は、ERPのグローバリゼーションを目指す企業にとって想像以上に深刻な問題です。本記事にて、これらの「不足」を解決するソリューションとしてご紹介したいのが「Dynamics 365 PMOサービス」です。

PMOとは「Project Management Office/プロジェクト管理オフィス」の略であり、一般的にはPMのプロジェクト管理業務を支える組織を指します。プロジェクトを統括するのではなく、プロジェクトに必要なリソースやマネジメント方式の調整を行い、円滑なプロジェクト推進を支援します。

Dynamics 365 PMOサービスはDynamics 365のロールアウト(日系企業の海外展開)とロールイン(外資系企業の日本展開)を得意とするテクノロジーソリューションプロバイダーのSYSCOM USAなどが提供しているサービスです。

例えばSYSCOM USAでは、どのようなサービスを提供しているのでしょうか。

PMO1. 事務運営向けバイリンガルコンサルタント支援

プロジェクトのコミュニケーション言語基準が英語になると、それだけで事務運営の手間・工数は倍増します。さらに近年では、現地言語の利用を希望するケースが増えており、コミュニケーション難度はさらにアップしているため、ERPのグローバリゼーションが一層難しくしています。これに対しSYSCOM USAでは、日本語・英語に加えて多数の現地言語による会議やメールの通訳、各国における帳票類やマニュアルの翻訳支援を行なっており、ERP海外展開における事務運営を強力にサポートします。

PMO2. プロジェクト管理向けPM支援

近年ではPMが複数プロジェクトを並行してリードし、数十%ずつ稼働分割してプロジェクトを推進することが多くなっています。このため新規導入系のプロジェクトへ参画する時間が少なくなり、ERP海外展開の難易度を上げてしまっています。また、Dynamics 365をはじめとしたERPのPMは、他のシステムとは異なり各業務部門の業務への理解や、各部門のキーパーソンを束ねるコミュニケーション能力が求められます。SYSCOM USAではERPプロジェクトのPMとして経験豊富な人材が、常にお客様の立場から支援を行なっています。

PMO3. エキスパート向けDynamics資格認定者支援

ERP海外展開プロジェクトが佳境に入ると、「ユーザーサイドの責任タスク」」が増加します。シナリオテスト、テストデータ、受け入れテスト、データ移行などのタスクは導入スケジュールに直結する重大なタスクです。仮にプロジェクトが1ヶ月遅延すると、複数人の関係者がスケジュールの再調整を行い、追加費用も膨大になります。SYSCOM USAではDynamics資格認定者がお客様の業務、Dynamics 365標準/カスタマイズ部分、及び移行に必要なデータとそのフォーマットを理解しながら様々な場面で支援を行います。

課題の多いERP海外展開でも、Dynamics 365 PMOサービスなら安心に、そして効率的にERP海外展開が可能です。Dynamics 365による海外ロールアウトを検討されている場合は、ぜひDynamics 365 PMOサービスにご注目ください。

3つの不足に対応するDynamics365 PMOサービス

Business Central導入スタンダードパック
海外導入展開が70か国を超えるSYSCOM USAが提唱する「PIA(Pre-Implementation Assessment)」とは

RECENT POST「ERP」の最新記事


Dynamics 365の海外展開で発生する3つの不足とPMOサービス
ERP導入ガイドブック

RANKING人気資料ランキング

ブログ購読のお申込み

RANKING人気記事ランキング

RANKINGパートナー資料ランキング