開発ツールとは?ツールの最新トレンドから比較まで詳しく解説!

 2020.01.29  BizApp チャンネル編集部

1980年代から企業でメインフレーム(汎用機)によるシステム導入が活発化し、1990年代にはサーバー/クライアントシステムというサービス提供形態が当たり前になり、2000年代にはインターネットとスマートフォンが爆発的に普及します。「世界はソフトウェアによって動かされている」と言っても過言ではないほど、私たちのビジネスや生活にソフトウェアは欠かせなくなっています。

ちなみにソフトウェアというのは「プログラムの集合体」を指します。皆さんが会社で利用しているシステムは、サーバーにインストールしたソフトウェアによって動作しているものですし、手元にあるパソコンやスマートフォンは無数のソフトウェアによって動かされています。

本稿でご紹介するのは、そんなソフトウェアを効率よく開発するための「開発ツール」についてです。開発ツールとは何か?最近の動向は?など、気になるポイントを分かりやすく解説していきます。

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開発ツールとは?

開発ツールは幅広い意味合いを含みますので、一言で「これだ!」を言い表せるものではありません。ただし、昨今の傾向として「プログラム自動生成」「開発工程管理」「テスト自動化」などの機能を備えているものを、開発ツールと呼ぶようになっています。

プログラム自動生成

ソフトウェアを開発するのに欠かせないのが「プログラミング」という作業です。これは、設計にもとづいてコード(命令文)を記述し、大きなコードのまとまりを作ることです。このプログラムを、設計をもとにして自動的に作り出します。

開発工程管理

開発プロジェクトに規模に関わらず、開発工程を管理することで計画通りにコトが運び、顧客からの信頼を得られます。開発ツールはプロジェクトの現状(進捗)をシステムで可視化しながら、これからやるべきことを整理して計画通りのプロジェクト推進を助けます。

テスト自動化

ソフトウェア開発の大まかな流れは「設計⇒開発⇒テスト⇒改善」という4つのプロセスから成っています。このうち、最も手間がかかりやすいのがテストです。しかし、テストを実施しなければ現状の問題点を把握できませんし、品質向上にも取り組めません。そこで開発ツールはテストの自動化という機能を提供し、テスト工数の大幅削減に貢献します。

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開発ツールのメリット

開発ツールが多くの企業から注目を集めている理由は、従来の開発方法にはなかった多数のメリットを持っているからです。もちろん、突き詰めて考えればデメリットもあるため、必ずしも開発ツールに頼り切ることが正解ではありません。ただし、デメリットを補っても有り余るほどのメリットが開発ツールにはあります。

ノンプログラミングで「属人化」を排除する

ソフトウェア開発に、「特定の人しかコードを理解できない」「特定の人しかプログラムを修正できない」などの状態を「属人化」といいます。これは、多くのシステム会社にとって深刻な問題です。

現場では、技術者の知識や経験、スキルによって作成するプログラムに大きな差が生じます。また、自由にコードを記述できるようなプログラミング言語を用いている場合、ルールが曖昧になり特定の人しか理解できないプログラムが作られる場合があります。

しかし、システム会社にとってソフトウェアを持続的に改善し、品質を高めることはビジネスの生命線でもあるので、「属人化」は徹底的に排除すべき問題なのです。

開発ツールはノンプログラミングといって、技術者がコードを記述してプログラムを作る必要はありません。特定のルールに従ってソフトウェアを設計するだけで、それをもとに開発ツールがプログラムを自動生成してくれます。

「誰が作ったわけでもないから、誰もが理解できる」。これにより属人化を排除できることが、開発ツール最大のメリットです。

ソフトウェア開発を短期間で行う

もちろん、単純にソフトウェア開発期間を短縮できるメリットもあります。システム会社にとっての原価とは「人件費」です。そして、人件費はプロジェクト期間が長くなるほど膨らんでいきます。

システム会社が効率的に利益を生み出すには、「如何にプロジェクトを短期化できるか?」が重要にあります。ただし、単純に短期化しただけでは品質に影響が出ますので、品質を保ちつつ短期化を目指すことが大切です。

開発ツールはすべてのプログラムを自動的に生成できるわけではありません、活用企業の中には「開発工程の半分以上を短期化できた」という例もあります。

開発プロジェクトを計画的に進める

品質とコスト。それと同程度に重要なのは「納期を守る」ことです。開発プロジェクトの現場では当たり前のように遅延が発生するので、納期をしっかり守れるだけでも強力な競合優位性を手にできます。

開発ツールが備えている工程管理は、プロジェクトの円滑な推進を助けるための機能です。また、開発ツール上で関係者同士がコミュニケーションを取れることもあるので、情報交換速度が高まり、より効率的にプロジェクトを推進できるようになります。

テスト工数により多くの時間をかける

ソフトウェアの品質を高めるために欠かせないのがテストですが、開発コストを削減する際に真っ先に削られる工程もまたテストです。故に、ビジネス要件を十分に満たせないソフトウェアが生まれることや、脆弱性が発生しやすいソフトウェアが生まれることが多々あります。

脆弱性とはセキュリティ上の欠陥であり、そこを突かれると簡単に情報漏えいなどのセキュリティ事件が発生する可能性があります。なので、システム会社としてはテストに時間をかけたくても、プロジェクト予算との兼ね合いで十分な時間が取れないケースが多いのです。

開発ツールでテスト工程を自動化できれば、より多くの時間をかけてテストを実施し、問題点を抽出して改善活動に取り組めます。そうすれば品質向上が実現しますし、脆弱性を排除したセキュリティ性の高いソフトウェアが完成します。

クラウドベースの開発プラットフォームが人気!

開発ツールのトレンドとして注目したいのが、クラウドベースの開発プラットフォームです。通常、開発ツールを導入するには専用ソフトウェアをサーバーやクライアント環境へインストールする必要がありますが。クラウドではその作業が不要です。インターネット上に用意された開発プラットフォームを利用するだけで、開発ツールを使った開発環境を簡単に構築できます。

開発ツールを選ぶ際は、様々な製品が提供されているので自社の開発スタイルに合った製品を選ぶよう心がけましょう。実際に使ってみて選ぶことも大切なので、デモや無料版などがあれば積極的に使ってみてください。

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