ローコードプラットフォームとは?特徴やおすすめ10選も紹介

 2021.04.01  BizApp チャンネル編集部

近年注目されているローコードプラットフォームとは一体どのようなものなのでしょうか。本記事ではローコードの概要やおすすめのローコードプラットフォーム、ローコードプラットフォームの主な機能などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ローコードプラットフォームとは?特徴やおすすめ10選も紹介

Microsoft PowerApps はじめてのアプリ開発

ローコードとは?

ローコードとは、アプリケーション開発を行う際のソースコードの記述量を大幅に削減できるものです。ゼロからプログラミングを行わなくても少ないコードで開発ができるため、従来のように専門性の高いプログラミングスキルを持ってない人でも開発ができます。

また、ローコードはまったくコードを使用せずに開発を行うノーコードと違ってユーザー側でコードを書くことができるため、あらかじめ用意されている機能だけでなく、ユーザー側で必要な機能を実装することもできます。

さらにクラウド環境にもデプロイできる柔軟性を持っており、外部のソフトウェアと統合する機能も用意されていることから、幅広い用途のアプリケーション開発に対応できます。

ローコードプラットフォームとは

ローコードプラットフォームとは、ローコードでの開発を行うために必要な環境です。これまでのプログラミング言語でのコーディングを基本とした開発ではなく、主にビジュアルモデリングによって開発を実現できます。

開発に用いられるものでありながら「開発ツール」と呼ばれない理由は、ほとんどのローコードプラットフォームがクラウド上で提供されるaPaaSの形態をとっており、開発のみでなく完成したアプリケーションの運用までを一貫してサポートしているためです。

近年では多くのローコードプラットフォームが登場し、コーディングを基本としないローコード開発はますます注目されています。

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おすすめのローコードプラットフォーム10選

ローコードプラットフォームにはどのような種類があるのでしょうか。ここではおすすめのローコードプラットフォーム10選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:Canbus

Canbusは顧客管理や勤怠管理、会計、ワークフロー、プロジェクト管理などの業務を集約できるローコードプラットフォームです。Excelのような操作感のアプリを作成できるため、これまでExcel中心の業務を行っていた企業にもおすすめです。

また、チャット機能によるリアルタイムのやり取りも可能です。

2:Microsoft PowerApps

Microsoft PowerAppsはExcelのマクロを使う感覚で簡単にアプリ開発ができるローコードプラットフォームです。サブスクリプションサービスであるMicrosoft 365で提供されているサービスの1つで、ドラッグ&ドロップでスピーディな開発が実現できます。

3:Oracle APEX

Oracle APEXはOracle Databaseから無償で提供されているローコードプラットフォームになります。Oracle APEXを活用することで、JavaScriptフレームワークを利用した開発を行うよりも38倍速くアプリケーションを構築できるとされています。

4:Kintone

Kintoneは案件管理や勤怠管理、ワークフローなどさまざまな業務アプリを作成できるローコードプラットフォームです。100種類以上のプラグインを利用でき、直感的な操作で開発が行えます。あらゆる業界で利用できるため、15,000社以上という豊富な導入実績を誇ります。

5:Mendix

Mendixは円滑な工場運営を支援するエンタープライズなアプリからシンプルなツールの開発まで対応できるローコードプラットフォームになっています。

企業が求めている要求に合わせた設計が可能となっており、複雑な機能の実装ができるだけでなく、安全性や拡張性も高い点が特徴です。

6:OutSystems

OutSystemsは高速かつ視覚的なモデル駆動型開発を実現するローコードプラットフォームです。AIやDevOpsにも対応しており、ドラッグ&ドロップや275以上の外部サービス連携、AI開発支援などを利用することができ、クラウドベースの最新アプリの開発も可能です。

7:Salesforce Lightning Platform

Salesforce Lightning PlatformはCRMツールとして人気が高いSalesforceが提供しているローコードプラットフォームです。ライブラリを組み合わせるだけでアプリをスピーディに開発することができます。

CRMの利用範囲を広げる目的でも活用できるでしょう。

8:HCL Notes/Domino

HCL Notes/Dominoはグループウェアツールとしても活用できるローコードプラットフォームです。グループウェアという言葉を広めたのがHCL Notes/Dominoだと言われており、さまざまな用途に対応できる高い拡張性を持っています。

グループウェア機能によって容易にプラットフォーム上のアプリの管理や運用ができます。

9:Magic xpa Application Platform

Magic xpa Application PlatformはWeb、デスクトップ、モバイルのビジネスアプリケーション開発を迅速に実現できるローコードプラットフォームです。

開発パートナーがさまざまな業界や業種に合わせて開発した300種類以上のパッケージを利用することができ、さらに日本企業特有の複雑な帳票設計も可能です。

10:Microsoft Power Platform

株式会社ディープコムが提供するMicrosoft Power Platformは、先にご紹介した「Power Apps」と「Power Automate」「Power BI」という3つの製品によって構成されているローコードプラットフォームです。

3つのツールを利用することで、ローコードでのアプリ開発からワークフロー設定によるビジネスプロセスの構築、さらにビッグデータの可視化や分析まで実現できます。

そのため、これまでであればデジタル化の対象から漏れていた領域のデジタル化を推進することができます。

エンドユーザー自身での導入から運用までの支援、アプリ開発という全分野をこれ1つで幅広く対応しているため、あらゆる業態業種の企業におすすめです。

ローコードプラットフォームの主な機能

効率的でスピーディな開発を実現できるローコードプラットフォームですが、具体的にどのような機能を持っているのでしょうか。ここではローコードプラットフォームの主な機能をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1:コンポーネントが再利用可能

ローコードプラットフォームは再利用可能なコンポーネントを提供しています。利用できるコンポーネントの種類はさまざまで、データベース連携によって画面にデータを配置するものや、AIとの連携機能を提供するものまであります。

また、サードパーティが開発したコンポーネントを利用できるものもあります。このような再利用可能な形になっているコンポーネントが、ローコードプラットフォームでのビジュアルモデリングを支えています。

2:ビジュアルモデリング

ローコードプラットフォームはモデル駆動型開発をベースとしており、ビジュアルモデリングによって誰でも容易にプログラム開発を実現できるという特徴を持ちます。

ドラッグ&ドロップによって必要なフローやコンポーネントを画面に配置し、設定することでノンプログラミングでもプログラムを作成することができます。

一方で、必要に応じてプログラミングスキルのあるエンジニアによるコーディングを行うことで、コンポーネントをカスタムすることも可能です。

3:様々なアーキテクチャへの対応

エンタープライズアーキテクチャーに対応した基幹システムを開発するには、さまざまなシステムとの連携機能が必要になります。その点、ローコードプラットフォームはメジャーなOSやデータベースの多くに対応しています。

また、豊富な種類のAPIを介することで、外部システムとも自由に連携することが可能です。このように、ローコードプラットフォームは大企業の基幹システム開発にも対応できるスケーラビリティと、オープンアーキテクチャーを保有しています。

4:コードによる拡張

まったくコードを使用しないノーコードツールの場合、あらかじめ用意された機能を使ってシンプルなアプリケーションを作成するという特徴があります。

しかしローコードプラットフォームの場合は、コーディングによってコンポーネントの機能をユーザーが自由に拡張することも可能です。

そのため、ユーザー個別の要求に応じたさまざまなカスタマイズができるようになっており、複雑で大規模なシステム開発にも対応することができます。

5:ソフトウェアライフサイクル全体のサポート

現在提供されているローコードプラットフォームのほとんどは、クラウドサービスであるaPaaS(Application Platform as a Service)という形態をとっています。

そのため、ローコードプラットフォームは単なるアプリケーション開発ツールではなく、データベースとの自動接続やテスト、本番化、さらに稼働管理や変更管理といった開発工程から実際の運用工程まで、ソフトウェアライフサイクル全体をサポートする機能が搭載されています。

まとめ

近年注目されているローコードプラットフォームは、企業が必要とするシステム開発を容易に行うことを可能にしたaPaaSです。ローコードプラットフォームを活用することで、社内に専門的なスキルを持った人材がいなくても簡単に要件に合わせたシステム開発が実現できるでしょう。

また、その中でも株式会社ディープコムが提供しているMicrosoft Power Platformは、システム化から漏れている領域までシステム化することができるローコードプラットフォームです。ぜひMicrosoft Power Platformの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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