旭化成やクララオンラインはなぜDynamicsを選んだのか?その理由を解説

 2020.04.22  BizApp チャンネル編集部

世界の導入顧客数8万5,000社以上。フォーチュン誌が選ぶ世界トップ企業Fortune 500企業のうち60%が採用。この輝かしい実績を誇るのがMicrosoft Dynamicsです。統合的なビジネスアプリケーションを提供し、世界における導入実績も豊富なことから事業のグローバリゼーションにも最適な製品です。

近年、Microsoft Dynamicsについて耳にすることが多いという方がいらっしゃるかと思います。しかし、Microsoft Dynamicsを導入すると具体的にどんな効果があるのか?というイメージが沸きにくい方も多いでしょう。そこで本記事では、旭化成とクララオンラインがなぜMicrosoft Dynamicsを選んだのか?その理由を解説したいと思います。

旭化成やクララオンラインはなぜDynamicsを選んだのか?その理由を解説
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旭化成株式会社繊維事業部とMicrosoft Dynamics

1. 事例概要

旭化成株式会社繊維事業部(以下、旭化成繊維事業部)のイタリア現地法人であるAsahi Kasei Fibers Italia s.r.l は、イタリアの会計パッケージと倉庫会社のシステムを利用しながら、手作業によるデータ集計を行ってきました。しかし、欧州拠点の合併に伴い業務量が増えることから、旭化成グループ内で実績があるMicrosoft Dynamicsを導入。4ヶ月という短期間導入と適切な開発フェーズにより、増加した業務量への対応、さらに内部統制の向上を実現しました。

2. 会社紹介

旭化成グループの主事業の1つである繊維事業において、その中心的なポジションを担う旭化成繊維事業部は、日本だけでなくアジア・ヨーロッパへとビジネスを展開しています。グローバルに展開する弾性繊維スパンデックス「ロイカ」、世界唯一のキュプラ繊維「ベンベルグ」、多様な原料をベースに展開する「旭化成スパンボンド」などの不織布群、車両資材がメインのナイロン66「レオナ」の4つの事業をベースに、未来を拓く新たな技術、商材の開発にも力を注いでいます。

3. 経営課題

2014年初頭、イタリア現地法人であるAsahi Kasei Fibers Italia s.r.l.と、ドイツ現地法人との合併を10ヶ月後に控えていた同社は、業務システムの見直しが急務でした。システム導入プロジェクトのリーダーを務めた、旭化成繊維事業部 企画管理部 業務推進室 室長 深沢修氏は、「2014年10月の合併まで、とにかく時間がない状況でした。また、当時のイタリア法人では現地のパッケージシステムを導入してはいたものの、売上・請求・入金を管理する程度で、多くの部分が手作業によって賄われていました。合併に伴う業務量の増加と、手作業による内部統制面での課題という2つの側面から、業務システムの見直しが迫られていました。」と当時を振り返ります。

4. 選定理由

システムの選定においては、旭化成グループ内で導入実績のある3製品を比較。その中から、短期間導入が可能で、且つ低コストである点、また、旭化成グループ内で多くの導入実績があり、高い成果を上げている点が評価され、Microsoft Dynamicsが選ばれました。さらに、旭化成グループにおいてMicrosoft Dynamicsの導入を手がけてきたパシフィックビジネスコンサルティングが、本プロジェクトにおいてもグローバルベンダーとして採用されました。「システムやベンダーの選定はスムーズに進みました。何よりもグループ内で豊富な導入実績があることと、スピード感・規模感がフィットする製品、ベンダーとして、旭化成グループ内での合意もスムーズでした。」(深沢氏)

5. 導入効果

「Microsoft Dynamicsの導入により、今まで手作業でやっていた作業のほとんどを自動化させることができました。Jet Reportsが自動でMicrosoft Dynamicsからデータを抽出、分析してくれるため、本当に便利です。」

「これまで手作業で行っていた業務のほどんどを、これまでと同じ人員で乗り切ることができています。また、業務が標準化されたことによる内部統制レベルの向上も、非常に大きなポイントです。」

クララオンラインとMicrosoft Dynamics

1. 事例概要

アジアを舞台にインターネットのプロフェッショナルとして事業を展開する株式会社クララオンライン(以下、クララライオン)。2017年4月にMicrosoft Dynamics NAVの本番稼働を迎え、長年の課題だったデータの一元化、部門間の連携による業務の大幅な改善を実現しました。それにより、業務の生産性が大幅に向上、顧客のフォローといった本来の業務に時間を費やすことができるようになりました。

2. 会社紹介

1997年の創業以来、サーバホスティングやクラウドサービス事業を中心としたテクノロジーカンパニーとして、日本及びアジア各地で実績を重ねてきました。現在では、東京・名古屋・北京・シンガポール・台湾・韓国でサービスを提供し、国境や文化の違い、テクノロジーやビジネスの既成概念の壁を超えるという意味での「クロスボーダー」という言葉をキーワードとしたサービスを提供しながら、お客様のビジネスの成長を支えられる価値提供を目指しています。

3. 経営課題

クララオンラインでは創業当時から、スクラッチ開発や会計ソフトなど、部門ごとに異なるシステムを利用していました。そのため、業務がそれぞれ独立し、部門間の連携が難しく、またデータの二重入力が発生するなど、データの一元化や業務の効率化といった課題に直面していました。都度、内製でシステム改修を重ねながら改善を図ってきましたが、ビジネスの拡大に伴い、徐々にこれらのシステムを継続することが困難な状況になってきたことから、然るべきパッケージの導入を求める声が多くありました。

パッケージ導入は未経験であることや、当時はまだリソースの確保が難しく、マスターが存在しないといった点を考慮し、まずは社内の体制を整備することから開始。その後、十分な準備と熟考を経て、2016年初旬にプロジェクトチームを発足し、パッケージ・ベンダー選定に着手しました。

4. 選定理由

パッケージの選定にあたっては、同社のサブスクリプション型ビジネス(月額課金モデル)に対応して いるという点で、Microsoft Dynamicsと国産パッケージの2製品に絞られました。その後、実行力・理解力・信頼性・拡張性の項目において定量評価を実施。Microsoft Dynamicsの拡張性と柔軟性、操作性に加え、最新のアーキテクチャが使用されていることや、Microsoft Azure (マイクロソフトのクラウドプラットフォーム)、Office365(マイクロソフトの法人向けSaaS型クラウドサービス)といった他のマイクロソフト製品との連携と親和性、さらにマイクロソフト製品としての将来性(バージョンアップ等)と安心感などが評価され、Microsoft Dynamicsに決定しました。

5. 導入効果

「システム統合により、経理部門といった後工程を意識して、営業などによる前工程では、以前よりも正確なデータ入力が求められるようになりました。そのため、現場には若干の混乱が生じたことは否めませんが、おかげで業務の整理ができました。」

「Microsoft Dynamicsの導入によって、データを一元化できたことで生産性が上がり、時間を効率的に使えるようになりました。例えば、以前は顧客情報と契約情報、請求情報を別々に入力していましたが、Microsoft Dynamics導入後は、データの整合性をチェックするために割いていた時間を、顧客対応に充てられるようになりました。」

「本番稼働から半年以上が経ちますが、インターフェースは非常に安定しています。導入当初から大きなシステムトラブルは一度も起きていません。」

Microsoft Dynamicsの豊富な製品群に注目!

いかがでしょうか?両社共にMicrosoft Dynamicsの導入により、経営課題の解決と新しい付加価値の創出に成功しています。そしてMicrosoft Dynamicsは現在、さまざまな製品が提供されており、企業ごとの抱えている経営課題や職場環境に合わせた新しいシステム構築が可能です。クラウドプラットフォームを活用したDX(デジタル・トランスフォーメーション)やSAP 2027年問題からのマイグレーションも解決します。今ある経営課題の解決や新しいビジネスの構築のために、Microsoft Dynamics導入をぜひご検討ください。

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